読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

YOKOHAMA

BLUE BLUE YOKOHAMA

 

裏のロータス。最近始まった

ハンバーガーは絶品です。

それをほおばりながら

港を眺める。横浜を感じる

ひとときです。

 

「読み返せOSAMU TEZUKAを」

これはラッパー、般若の詩。

強烈に残りまして、実家から

手塚作品を持ってきたのでした。

陽だまりの樹

幕末の物語。

 

手塚作品って、読後なんともいえない

カタルシスを得るんですね。

あるいはその手前の絶望感?

陽だまりの樹」もすごく感じさせる

物語。もう何遍読み返したか。

読む年齢に応じて、感じ方が違うって

よくある話で。

 

文明開化ってなんだったんだろう。

そこで開かれた港、横浜。

 

自分の育った町について考えずには

いられなくなった。特殊な場所だなと、

改めて、思う訳。

歴史を思えば、あまりに悲しい町です。

大砲を撃ち込まれる事は無かったけれど

文化的には、すごいものを打ち込まれ

たんですよね。きっと。

 

それ以前の日本のお城とか、いろいろ

文化財ってあると思うんですが

横浜の山手周辺に残る欧米の遺物のほうが

断然、かっこいいと思うのは私だけかな。

フランス山ってのがあって、その領事館跡

のあのタイルとか。煉瓦なんかも。

まさに今風なんですよね。欧米に行けば

それこそ、慣れ親しんで、そういったものを

リノベーションして再生している。

横浜でも大桟橋奥の赤レンガ倉庫がいい例

かもしれない。歴史と現在の融合。

 

そんな具合に、アメリカもここも同じ

みたいに思っちゃうけど、ちょっと待てよ。

陽だまりの樹」を読み返す。

もともとここにあった文化。江戸の文化

ってすごい奥深いですよ。よく知りませんが。

国を想った志士達の存在。彼らの理想。

その子孫なんですよね。私達。

欧米と同じ、訳が無い。

第二次世界大戦なんて、祖父の時代ですよ。

まったく最近の出来事ですよね。当時は

アメリカ人を鬼畜呼ばわり。で、そのこと

は「しれっ」と忘れちゃう。そこがとても

怖いんです。今。

 

私にはアメリカ人の友人が何人かいます。

先日、そのおじいさんが一人亡くなった。

やっぱり、彼らの家族の歴史がかっこいい

んですよ、これが。ロシアから移民で

アメリカに渡り、ニューヨークで成功した

祖父。ヒッピーで心理学者の父。

ロシアの祖先がウォッカを製造していたのに

思いを馳せて、地元でウォッカを作る友人。

めちゃかっこいいじゃないですか。

 

うちなんかだと、敗戦でベトナムから逃げ

帰ってきた祖父。この国が嫌で1965年日本

を出て、病気で帰国した父。日本にいながら

アメリカに憧れる私。

そんな一家族が住む横浜。

祖父は他界しましたが。

悲しい歴史です。

でもまだましなのは、祖父も父も欧米カルチャー

に浸っていた事。だから、彼らのスタイルは

かっこいいと思える。この3世代はかろうじて

つながっているかな。祖父のロレックスは

バブルバックでイカしてますし、ツイード

キャスケットハットもまだまだ現役。

父が海外生活中、肌身離さず着ていた

チェスターコートは私の宝。悲しい日本人

の歴史だけど、欧米カルチャーでのみ

辿れる部分がある。

 

母方の祖父は特攻隊員だったので、なかなか

カルチャーでつながるのは難しい。もともと

のこの国の文化を考えるとその祖父が

正しいのかもしれないけれど。分からない。

ゼロ戦の魅力が私には分からない。

欧米文化に毒されているのか。

分からない。

 

BLUE BLUE YOKOHAMAが好きなのは

父と同じく大桟橋からアメリカへ旅立った

垂水氏の存在が大きいです。あの場所

には強い思いがあるってどこかで読んだ。

すっきりメガネ源、かなり気になるんですけど。