虚言

今朝、穏やかな日差しが暖かい我が家のリヴィングルーム。

 

自家製のイチゴジャムをトーストにぬって

 

何気ない朝食のひととき。家族3人いつもの風景。

 

ひょんな事から、私の口からでた

 

たわいもない嘘。

 

いや、私としてはそれは嘘と認識していなかった程度の。その・・・。

 

妻はうつむいて、つぶやいた。

 

「あなたはいつも嘘ばかり。」

 

突然、心情風景の雲行きは激変する。

 

「いやいや、その・・・」

 

その後更に口からでるのは、言い訳。

 

妻が何を考えているのかが、私には分かる。

 

韻を踏んで語っても、笑ってくれるはずもなく。

 

こいつはまずいぜ。

 

妻は言う。「あなたがそんなだからこの子も嘘つくのよ」

 

人格者の妻が放つ言葉は、言葉の魔術師である俺にとっては

 

木刀で殴られるかの様な衝撃。

 

「堪忍して下さい」

 

娘だけは、嘘なんかつかせたくない。

 

恋愛関係にあった時代も

 

寡黙な妻が怒鳴ったことがある。

 

「あなたの言葉で人がどれだけ傷つくか、わかってるの?」

 

それを聞いている私の様子は、

 

魔貫光殺砲を見舞われたラディッツを思えばいい。

 

羽交い締めにされて、魔貫光殺砲

 

そうだ。

そうなんだ。

 

嘘ついちゃだめんだ。

 

この血に宿る虚言の癖を恨む。

 

意識に、嘘をエラーと認識するプログラムがない。

それが悔しい。

 

コミュニケーションを円滑にすすめる為に

 

事実はゆがめるものと考える。素で。

 

人心を掌握し、意のままに動かそうと企む。

 

妻はそれを悪人と呼ぶ。

 

じゃあ君はなぜ悪人を選んだ!?

 

答えは風にふかれて飛んでったか?

 

俺は、まともな人間が好きなんだ!

 

その点、ブログって最高!

だって嘘つき放題ですもの。

虚言癖の俺からしたら至福の空間ですよ。

あ〜、もう!嘘つきて〜って

ブログ打ってんすから。

ここなら誰も傷つけないしさ。

こんな文章読んで傷つく人がどこにいる?

妻には内緒だしね。

スッキリするぜ。嘘つくと。

 

昔話とかで、罪人が最後に仏にすがるみたいの

ありますよね。

 

俺が妻にしがみつくのも、それと同じ原理だな。

 

救われたいのかな。俺。

 

後ね、ブログの他に嘘が役立つ時もあるよ。

 

風呂や寝る前、娘に延々と話す「お話し」の世界。

 

めくるめく広がる嘘の世界。

 

あ!だから嘘おぼえたのか!!