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ダウン・シャツを買う。

ダウンについて。

 

この話は昨年の秋にさかのぼります。

僕が大好きな店、ブルーブルー横浜ですがそこの店長が

一押しアイテムとして出して来たのが新進気鋭のブランド

OSC CROSSのダウンでした。

 

試着してみました。

そして、悩みました。

で、スルーしました。

だって車通勤で、いつも室内にいるから

そこまで暖かくなくていいんだもん。

真冬のアウターに関しては、モンクレーにも一度も

触手動かさなかった。カナダグースもね。

実際に触れた事もないよ。

 

でも、

 

そのOSC CROSSのダウンの存在というのは

日に日に私の心を蝕んだのです。

去年の年末、やたらとふさぎ込んじゃってさ。

あのダウン、買っときゃ良かったな。って何度も

悔やんださ。

ここのブログにも、訳も無く「ダウンジャケットを着る」

な〜んて投稿のせていたり。あのダウンはちなみに

12才で買ってもらったマクレガー社製。台湾製造。

あんときの嬉しさってね、なかなかですよ。

グローバーオールのダッフルとなやんだんですよ。

しかし、あの軽くて暖かいダウンの存在に

僕はしびれたね。

大切な一着ってやつ?

未だに着てるし。

でも、すでに、去年末マクレガーを着ても

満ち足りない私がいた。

真冬の寒さを共にしてきた相棒だったけど。

「次」がきたのだ。ってね。

重い腰を上げたのが今年に入ってから。遅い!

既にめぼしいタイプと、サイズはなかったのです。

ないならないでいいよね。

その反動でデニムのセットアップになるのですが。

 

そんな間も、ブルーブルーには通っていた私。

2月だったか?春、夏が始動ってタイミングでした。

 

そのタイミングで

 

店長からのびっくりセールス。

「ゆうすけさん、次の秋冬のOSC CROSS、おすすめですよ。」

その時点でもう、きまっとった訳です。

春夏すっとばし、熱くプッシュされたのですから。

写真なんかみません。

どんな形か?関係ありません。

只、入荷したら、買う。それだけ。

そういう直球のセールス。逃げられません。いい意味で。

 

だから春夏なんかはビームスやらアローズやらで

プラップラしてたよ。

 

そして。

その時が来た。

 

店長からの電話。

七回めでとる。

 

「入荷しました。OSC」

 

ドドーンと!胸、高ま〜る!

 

で、店にいく前にオンラインショップ

で写真みれないかチェック。ネット上には

上位機種のみが掲載されていた。

ショート丈って話は聞いてたんだけど。

それらしきモノは発見出来ず。

だからノーアイデアで、ご対面とあいなりました。

 

バーン!

 

あれ?

 

ここにきてまさかの、トーンダウン。

首回り、ボアかぁ。

これってダウンジャケットなのかぁ?

おいおいおいおいおい

欲しく、な〜い!

 

だがしかし。

いや、まてよと。

もうね、オレには選択肢はなかったんだよ。

来る時から。店長の直球を受けとめにきたんだろ、オレ!

って、ものすごく不思議な部分で自分のテンションを

上げていった。

自分の選美眼に固執するな!

落ち着け!

そして店長の目を見て「じゃ、これで」

とひとこと。

 

決して安い買い物じゃねーぞ。

で、アウターなんである種勝負服だぞ。

そこを全く力を抜いて、捧げた。

メインステージを解放だ。

お手上げさ。

 

ワインレッドの袋に詰め込まれたこいつを

小脇に抱え、店を颯爽と後にするオレ。

 

帰ってからが辛かった。

手に入れたはいいが、気に入ってこないのだ。

で、OSC CROSSのことを知ろうとネットサーフィン。

でこのモデルがダウン・シャツって分類だって知りまして。

だったらもう少しだして、がつんとしたダウン・ジャケット

のが良かったんじゃネーのか!ってマジで。

夜も眠らずダウンの写真とにらめっこでした。

何日もこのダウンは袋に入ったまま。

私との微量な距離を楽しんでいるかのようでした。

内の若い衆がこの話を聞きつけて言ったよ。

 

「ゆうすけさん、ダウン買わされたんですか?」

 

そうじゃない、そうではない。

そんな低俗なもんじゃない。

店長とオレとの高尚なやり取りを経て

こいつは今オレのもとにあるんだ。

自分で服を選ぶ事をしなかっただけだ。

 

見えない魅力が見てみたかったんだ。

 

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つづく